JetDrive Toolboxユーザーマニュアル(macOS)
1. 対応製品
- トランセンドのJetDrive SSD (JDM420 / JDM500 / JDM520 / JDM720 / JDM725 / JDM820 / JDM825 / JDM850 / JDM855)
- トランセンドのJetDrive Lite拡張カード(JDL130 / JDL330 / JDL350 / JDL360)
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トランセンドのJetDrive Goフラッシュドライブ(JDG300 / JDG500)
2. システム要件
- Mac OS X 10.13以降
注記: JetDrive Toolboxは管理者権限で起動してください。
3. 使用準備
注記: “JetDrive Toolbox”のシステムフォルダのデータを削除したり、変更しないでください。
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JetDrive ToolboxをPCで起動させるためにソフトウェアをインストールする必要はありません。トランセンドのダウンロードセンター(https://jp.transcend-info.com/support/software/jetdrive-toolbox)からJetDrive ToolboxをPCにダウンロードして圧縮ファイルを解凍してください。“JetDrive Toolbox.dmg“アイコンをダブルクリックし、”JetDrive Toolbox“アイコンを”Applications“フォルダにドラッグします。”JetDrive Toolbox“アイコンをダブルクリックするとソフトウェアが起動します。
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ルート権限を取得するためにユーザー名とパスワードを入力します。(ルート権限についてはAppleのホームページを参照ください。)
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画面左上の”About JetDrive Toolbox“をクリックすると、JetDrive Toolboxのバージョンを確認できます。
4. JetDrive
これら機能はJetDrive SSDのみ利用可能です。
1. JetDriveの情報の確認
JetDriveの基本情報を表示します。
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メインメニューで”JetDrive“を選択します。
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SSDの情報が表示されます。
2. S.M.A.R.T.情報の表示
ヘルスステータスをパーセンテージで表示します。新品のSSDは100%で、使用されることで数値が下がっていきます。S.M.A.R.T.は業界標準のデバイスのモニタリング技術で、故障発生の予測に利用されています。
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メインメニューで”JetDrive“を選択します。
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JetDriveの画面で”SMART“を選択します。
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選択したSSDのヘルスステータスが表示されます。
(製品モデルによって表示されるS.M.A.R.T情報の項目は異なります。)
3. ファームウェアのアップデート
利用可能な最新のファームウェアがないか確認できます。
注記: インターネットに接続している必要があります。
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メインメニューで”JetDrive“を選択します。
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JetDriveの画面で”FW Update“を選択します。
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“Download”を選択して、最新のファームウェアをダウンロードします。
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ダウンロードが完了したら、JetDriveの”Download“フォルダにファームウェアを保存します。
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圧縮ファイルを解凍し、ユーザーマニュアル”SSDFirmwareUpdateUtility_user_manual“の説明に沿ってファームウェアのアップデートを完了させます。
5. JetDrive Lite
これら機能はJetDrive Lite拡張カードのみ利用可能です。
1. JetDrive Liteの情報の確認
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メインメニューで”JetDrive Lite“を選択します。
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JetDrive Liteの情報が表示されます。
2. パワーセーブ
Macがスタンバイモードに切り替わる前にJetDrive Liteを自動的に取り出し、スタンバイモードから復帰する際にリマウントさせます。
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メインメニューで”JetDrive Lite“を選択します。
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トグルスイッチを操作して”Enable“にすると、スタンバイモード時にJetDrive Liteを取り出し、復帰時にリマウントを行います。
6. JetDrive Go
これら機能はJetDrive Goフラッシュドライブのみ利用可能です。
1. JetDrive Goの情報の確認
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メインメニューで”JetDrive Go“を選択します。
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JetDrive Goの情報が表示されます。
2. オンラインリカバリー
オンラインでJetDrive Goを元の状態にリカバリーします。JetDrive Goが正しく動作しない場合に解決方法としてお試しください。
注記:1. JetDrive Goに保存されている全てのデータは完全に消去されます。2. オンラインリカバリーを起動する前に、ネットワーク接続の通信が安定していることを確認ください。
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メインメニューで”JetDrive Go“を選択します。
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JetDrive Goの画面で”Online Recovery“を選択します。
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“Start”をクリックします。注意: JetDrive Goに保存されている全てのデータは完全に消去されます。**
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リカバリーが完了したら、JetDrive GoをMacから抜き、再挿入します。
3. フォーマット
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メインメニューで”JetDrive Go“を選択します。
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JetDrive Goの画面で”Format“を選択します。
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設定情報を入力し、”Format“をクリックします。
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フォーマットが完了したら、表示情報が更新されます。
4. ディスクのロック
JetDrive Goのデータアクセスを制限できる機能です。
ユーザーのプライバシー保護とデータセキュリティの向上のために、JetDrive Goにはパスワード保護機能があり、iPhoneでアクセスしたときにJetDriveGoのロック/ロック解除が行えます。 パスワードには4桁の数字を使用し、Mac用のJetDrive ToolboxソフトウェアまたはiOS機器用のJetDrive Go アプリで設定します。入力したパスワードが4桁の数字でない場合、”Lock“をクリックすることはできません。
JetDrive Goのロック方法:
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メインメニューで”JetDrive Go“を選択します。
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JetDrive Goの画面で”Disk Lock“を選択します。
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パスワード(4桁の数字)を入力します。
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“Lock”をクリックします。
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ロック処理が完了したら、JetDrive GoをMacから抜き、再挿入します。
JetDrive Goのロック解除方法:
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メインメニューで”JetDrive Go“を選択します。
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JetDrive Goの画面で”Disk Lock“を選択します。
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ロックした際に設定したパスワードを入力し、”Unlock“をクリックします。
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ロック解除処理が完了したら、JetDrive GoをMacから抜き、再挿入します。